宗派 | 曹洞宗 |
住所 | 静岡県静岡市駿河区向敷地5-15-2 |
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TEL | 054‐259‐2588 |
FAX | 054‐258‐4816 |
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コメント | 東林寺の参道の入り口には、門標と向かい合わせに、子捨橋の地蔵と呼ばれる小さな地蔵が石造の祠に入って祀られている。伝承によれば、その昔、この地の殿様が不在の間に、その奥方が懐妊した。ところが、月満ちて生まれてきたのは手だけであったため、殿様はその手を町屋川の橋の下に捨てた。後に旅の虚無僧が橋のかたわらに祀り、供養したのがこの地蔵であるという。
また、参道を進んで山門にたどりつく直前に、高さ五メートル程の平和観音が祀られている。これは平成一三年に、新世紀を迎えた世界の平和を祈念して安置されたものである。
手越のお灸と言えば東林寺、安倍川橋より徒歩五分お墓参りの方もお灸の方も皆様お待ちしております。同寺は古くから「手越の灸」で名高い。この灸の由来は鎌倉時代にさかのぼる。当時、幕府執権であった北条氏の御殿医を代々勤めたのが三浦氏であった。その子孫の三浦三郎藤原光義が、戦国時代の最中、一五〇〇年頃に現在の東林寺の場所に移り住んだ。そして、屋敷を養老庵と名づけ、弘法大師伝来という家伝の灸術を近隣の人々に施した。やがて、その名声は近郊に伝わり、駿河の焼判、手越の名灸と称えられるようになった。「駿河の人にして、この灸痕なき者なし」と言われる程の人気であった |
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※墓地価格は相場ではなく、立地、増設等により異なります。